東京都郊外に建つ親子三世代の住まう二世帯住宅。
1階は親世代が居住するだけではなく、賃貸する等の可能性にも対応出来るよう上階とは完全に独立しているとともに、仕上げやプランともランニングコストやメンテナンス等を考えスタンダードな構成としている。
一方、子・孫世代の住む2階、3階は間口3.7mで奥行きが深い建物形状とならざるをえない中で、中心にコートヤードを設定し、そのコートヤードに大胆に直接アプローチすることにより、穴蔵よろしくリニアに空間が連続することを周到に回避している。そしてこのコートヤードに各スペースが平面的にも断面的にも面する計画としている。
この家を考えていく中で、住まい手となる家族から伝わってくるそれぞれの思い・・
外部から家族を守るように端正な表情を持つ堅固な外皮に包まれ、コートヤードを通して柔らかい光が降り注ぎ家族同士の息づかいが感じられるような家。
そしてその若い子・孫世代をあえて一歩引いたところから見守る親世代の思いをいつも感じられるような家・・・
そうした思いを一つ一つ丁寧にそして素直に具現化していくことの延長線上に建築として昇華したもの・・それがこのカゾク ノ イエなのである。
所在地:
東京都板橋区
設計監理:
意匠・設備:
バハティ 一級建築士事務所/佐藤 誠司 庄司 智子
構造:
泉秀知建築構造設計事務所/泉 秀知
施工:
西武建工㈱/森田 淳
構造・構法:
鉄筋コンクリート壁式構造
規模:
地上3階建 軒高 8.550m 最高の高さ 8.950m














